戦前から残る数少ないコースで、昭和12年一人500円(現在貨幣価値120万円程)出資で発足した、日本を代表する株主会員制倶楽部。ゴルフ会員権市場において、相場価格は常にナンバー1銘柄。入会の希望者は多い。厳格な条件・審査があるため、入会は簡単ではない。某大物有名政治家、大物実業家も入会できなかった、というエピソードは有名。最近ではビジタープレイヤーの受け入れについては、一部条件が緩和された。コースは故ウオルター・ヘーゲン氏の設計よるもので、武蔵野の面影を残した林間コース。平成17年4月には、新しいクラブハウスが建設された。
ワンポイント情報 500円、貨幣価値120万円、当時生活以外のものに対してお金をだすという考えや余裕が少ない時代だったことから、実際の貨幣価値換算より大きい金額のイメージとなります。(1000万円~3000万円程) 「4億円」この数字は一時期の小金井の会員権史上最高額相場です。日経平均株価が過去最高の4万円台に近づいて少しした後の価格。同時に日本ゴルフ会員権史上、過去最高の金額です。一説には当時4億の数字を聞いた外国人が4億でゴルフ場ごと購入できると勘違いしたほど一つのゴルフ会員権に価値が付いたのです。 |